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T型フォードにつぐ自信作 |
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「2代目T型フォード」というべき小型大衆車、それがフォードフィエスタだ。1976年6月30日発表。
総額8.1億ドルという巨額のもとに、イギリス、ドイツ、そして新設のスペインのバレンシアで、年産50万台という、ヨーロッパフォードとしてかつて無い多くの数が作られた。開発・設計はアメリカ側の厳しいコントロールのもとに、ドイツ・フォード社の技術陣が担当。いうまでもなく、その狙いは、ルノー、フィアット、VWなどの小型大衆車市場で生計をたてているヨーロッパ主要メーカーとまっこうから対決することにあった。
フィエスタの基本設計は、直接のライバルであるVWポロ/アウディ50、ルノー5、フィアット127、BLミニなどとほぼ共通している。すなわち、2ドア+ハッチバックボディーに957tエンジンを横置きに搭載したゼンリン駆動車だ。このエンジンは遠く1959年にイギリスフォードのアングリア用に開発された3べエアリングの4気筒OHVを下じきとしている。快適な乗り心地をそこなうことなしに経済性の向上を図ることが、設計に当たって第一に強調されており、11.5km./hの燃費を実現する一方、他のすべてのライバル車より広い室内スペースを誇っている。最高速度は135km./h。 |
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エンジン
横置き直4水冷式-957t
最高出力:45HP/6000rpm
最大トルク:6.6sm/3000rmp
動力伝達機構
乾燥単板クラッチ、4速手動トランスミッション
懸架方式
前輪−負のスクラブ半径をもジェオメトリー・マックファーソンストラット、コイルスプリング
後輪−デッドムーブアクスル、トレーリングアーム、パナームロッド、テレスコピックダンパーの組合せ。
ステアリング
ラック&ピニオン式
ブレーキ
ディスク(前)、ドラム(後)※バキュームサーボはオプション |
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日本メール・オーダー発行 世界自動車大百科(1982)より
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Ford Fiesta (1990) |
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Ford Fiesta(2004) |
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Ford Fiesta(2006) |
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Ford ST(2006)※Sports Technology |
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